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2003年に『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞を受賞。戦後最高で最大の思想家、吉本隆明氏と『ほぼ日』でお馴染みの糸井重里氏による人生対談集。~生きるってなんだ?~ ~教育ってなんだ?~ ~家族ってなんだ?~などなど、わかりやすいテーマのもと、ざっくざくと隆明氏流の人生論・現代論が語りだされる。本書のあとがきで氏が「いちばん大切なのは中学生。これはできれば中学生に読んでほしい」という本だけに、奥深く難しいテーマでもやさしくわかりやすく解説されていて、ビデオを見るような感じでコトバがすいすいとアタマにはいってくる。難しい年頃のお子さんをもつ方なら、親子で読み回しして感想いいあっても面白いかも。“わかりやすさ”を具体的にいえば、たとえば、こんな感じ。家族ってなんだ?の章で真っ先に出てくるコトバは「円満な家族なんてねぇんだよ」。おっイイね~って感じでしょ? 心にずしっずしっと直球で投げかけてくれるコトバには、やっぱり力がある。大人はこうでないと、ね。ほぼ日サイト上でも紹介されている糸井×吉本対談ページ『吉本隆明・まかないめし』もベリーグー。この本を読んで思い出したのが、昔、ばななさんがどこかでお父さんの思い出談。なんでもまだ吉本姉妹が小さかった頃、どんなにうるさく騒ごうが、あちらの書斎で原稿を書いてるお父さんは文句ひとつ言わなかったらしい。仕事中、ガラッと襖をあけて「10円ちょうだい!」とおこづかいをおねだりした時も、黙ってお金を差し出してくれたそうで、「仕事中に入ってくるな」とか「静かにしろ」とか1回も小言を言われたことなどなかったそう。やはり、懐の広さが格段に違うワケだ。でも、吉本さん、スターリンのコンサートに行ってたとは。もちろん、ばななさんの影響も大なんだろうけど。まいったな。おみそれしました。
これはナンシー関さんのオフィシャルサイト『ボン研究所』を1冊の文庫本にぎゅっとまとめたようなもの。平成15年に初版が出てるのに、まーだかってなかった。申し訳ない、ナンシーさん。ひとつ、ひとつが大傑作よ。とくに、何度も出てくるおなじみの「田中邦衛」消しゴム版画は、いま見てもかーなり笑える。似てる。似すぎてオカシイ。見て読んで大爆笑する本。それから、一気に読み終わって、突然寂しくなった。だって、こんなものすごい才能、もう二度と出てくるはずもない。すごいよ。だって。SMAPのゴロウくん事件のときも「ところで、もうやめてくれないかなあ。“スマップの稲垣吾郎メンバー”って言い方」ってさらっと書かれてあったんだけど。確かに、言ってた、言ってた。そうだったよ。ってあの時代が強烈にフラッシュバックしてきたりする。週刊文春の「テレビ消灯時間」、広告批評の「CM特選街」などでナンシーさんのコラムに唸ったもんだけど。いやあ、ますます唸ります。色あせてないからね。やっぱ、このひと、ホンモノだわ、って再認識しちゃった。というわけで、没後もますます光り輝くナンシーさんの才能にひれふします~~~。ちなみに『ボン研究所』はいまも健在。よしよし。そして、ナンシーさんはたぶんあっちの世界でもテレビつけっぱなしのところにいて、いつものように「けっ」って言ってると思う。
浅草にある老舗和菓子屋の亀十。と聞けば、やっぱり「どらやき」。以前、ある雑誌の取材でお伺いしたときは、生まれて初めて出来たてのどらやきなるものも食べさせてもらったことも。皮なんて、ふわふわのホットケーキみたい。なかに入ってる餡も、和三盆使用のすっきりとした甘さでベリーグー☆ すっごく気さくな店主さんをはじめ、陽気で働き者の職人さんたちが揃っていて、そのチームワークもお見事。パチパチ! あー、また浅草行きたくなっちゃったよ。こんど、いこっと。
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Name/たなかさん(2ndネーム=ミサさん) 出身地/福岡 現在の生息地/東京 学生時代の生息地/京都 仕事/フリーライター(+ママ+主婦) 趣味/テニス、本読み、映画見、音楽聞き Home/キャラメルパイ ●----------○----------●----------○----------●----------○----------●
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